研究課題/領域番号 |
25670755
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
樫村 勉 日本大学, 医学部, 助教 (20570740)
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研究分担者 |
仲沢 弘明 日本大学, 医学部, 教授 (60180270)
松本 太郎 日本大学, 医学部, 教授 (50366580)
副島 一孝 日本大学, 医学部, 准教授 (00246589)
下田 勝巳 日本大学, 医学部, 助教 (00266793)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 脱分化脂肪細胞 / 血管新生作用 / 皮弁 / 同種 |
研究成果の概要 |
我々は、ブタの皮下脂肪組織を体外で脱分化させることにより、高い増殖能と間葉系幹細胞と同等の多分化能を示す細胞群(脱分化脂肪細胞dedifferentiated fat cells, DFAT)を調製する培養法を確立した。 本研究では、ラットの背部皮弁に自家DFATおよび同種DFATを投与することで皮弁の生着域を拡大しうるか検討した。自家DFATと同種DFATのいずれの投与でも、皮弁内に著明な新生血管を認め、皮弁生着域拡大効果が得られた。 DFATの投与により慢性の虚血性皮膚潰瘍治療、新規皮弁の開発、外傷治療など幅広い範囲への臨床応用の可能性が示唆された。
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