研究課題/領域番号 |
25670805
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
根本 英二 東北大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (40292221)
|
研究分担者 |
石幡 浩志 東北大学, 大学院歯学研究科, 助教 (40261523)
土谷 昌宏 (土谷 昌広) 東北大学, 大学院歯学研究科, 大学院非常勤講師 (60372322)
金谷 聡介 東北大学, 大学院歯学研究科, 助教 (80375097)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 歯内療法 / 低出力超音波パルス / 歯髄細胞 / オステオポンチン / 象牙質 |
研究成果の概要 |
う蝕で失われた歯(象牙質)を再生することは現代歯科医療において最大の目標の1つである。低出力超音波(LIPUS)を発生する装置を用いてマウス歯髄細胞およびヒト歯髄細胞を刺激したところ、骨形成誘導能を有することで知られるBone morphogenetic protein-2の発現が誘導された。さらに、LIPUS刺激は硬組織形成分化マーカーであるオステオポンチンの発現も誘導した。その発現誘導は、LIPUS照射によって細胞外に放出されたATPが同細胞のプリン受容体を介する機構であることが明らかとなった。これらの知見から、LIPUS照射は象牙質の再生誘導に有効な治療手段となりうるものと考えられる。
|