研究課題/領域番号 |
25670871
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
宿南 知佐 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 教授 (60303905)
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研究分担者 |
山本 照子 東北大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (00127250)
滝本 晶 京都大学, 健康長寿社会の総合医療開発ユニット, 特定助教 (00378902)
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研究協力者 |
吉本 由紀 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 特任助教 (40735304)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 歯学 / メカニカルストレス / 歯根膜 / Scleraxis / トランスジェニックマウス |
研究成果の概要 |
実験的歯牙移動モデルを用いて、骨形成が促進される牽引側で、スクレラキシスとオステリクスの発現が上昇することが明らかになった。スクレラキシスの発現はTGF-betaシグナリングの活性化を介して、オステリクスの発現はBMPシグナリングの活性化を介して上昇する。スクレラキシスを過剰発現する歯根膜細胞では、骨分化誘導による石灰化が著明に抑制された。逆に、骨分化誘導条件下でスクレラキシスをノックダウンすると、骨形成のマーカーであるオステオカルシンの発現が促進された。従って、スクレラキシスは牽引側において、骨形成を促進するオステリクスと拮抗して、歯根膜の石灰化を抑制していることが明らかになった。
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