東北地域由来バイオマスを利活用した高機能性テキスタイルの創製

• 研究課題/領域番号: 25702002
• 研究種目: 若手研究(A)
• 配分区分: 一部基金
• 研究分野: 衣・住生活学
• 研究機関: 京都工芸繊維大学
• 研究代表者: 高崎 緑 京都工芸繊維大学, その他部局等, 准教授 (00402149)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円); 2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2013年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
• キーワード: バイオマス

研究成果の概要

本研究では，申請者らが開発した独自技術である「溶媒フリーのレーザーエレクトロスピニング法(Laser Electro Spinning: LES)法」を応用した手法によって、バイオマス由来のナノファイバー集合体を作製するとともに、桑由来の機能性成分の利活用について検討した。
桑抽出成分は抗菌活性を示し、含浸条件によっては繊維試料に抗菌活性を付与することができた。これにより、高機能性被服材料としての応用化の可能性を示すことができた。

研究成果

• [雑誌論文] Effects of Laser Beam Width on the Diameter and Molecular Weight of Laser‐Electrospun Polylactide Fiber (2015)
  • 著者名/発表者名: Midori Takasaki, Kengo Morie, Yutaka Ohkoshi, and Toshihiro Hirai
  • 雑誌名: 繊維学会誌 巻: 71 号: 7 ページ: 232-235
  • DOI: 10.2115/fiber.71.232
  • NAID: 130005086961
  • ISSN: 0037-9875, 1884-2259
• [学会発表] Carrier Generation Mechanism in Organic Solar Cells (2015)
  • 著者名/発表者名: Kazuo Narushima, Midori Takasaki
  • 学会等名: The International Chemical Congress of Pacific Basin Societies 2015
  • 発表場所: HAWAII CONVENTION CENTER （Honolulu）
  • 年月日: 2015-12-15
• [学会発表] Multiple Melting Behavior of High-Speed Melt Spun Polylactide Fibers (2015)
  • 著者名/発表者名: Midori Takasaki, Natsumi Fukushi, Miku Yoshizawa, Shota Onosato, Motohiro Hanada, Wataru Takarada, Yutaka Kawahara, Takeshi Kikutani, Katsufumi Tanaka, Haruki Kobayashi
  • 学会等名: 18th ISWFPC International Symposium on Wood, Fiber and Pulping Chemistry
  • 発表場所: University of Natural Resources and Life Sciences (Vienna, Austria)
  • 年月日: 2015-09-09
• [学会発表] 桑葉抽出物で染色した綿布および極細PLA繊維の抗菌性 (2015)
  • 著者名/発表者名: 高崎緑、篠原昌貴、大森篤、渡辺壮太
  • 学会等名: 日本繊維製品消費科学会 2015年年次大会
  • 発表場所: 信州大学繊維学部
  • 年月日: 2015-06-27
• [学会発表] レーザー加熱溶融エレクトロスピング (2014)
  • 著者名/発表者名: 高崎 緑
  • 学会等名: 繊維機械学会 ナノファイバー研究会 公開講演会
  • 発表場所: 東京工業大学キャンパスイノベーションセンター
  • 年月日: 2014-05-16
  • 招待講演