研究課題
若手研究(B)
機器分析を応用し、”おいしさ”を客観的に評価できる技術の構築を目的に、緑茶をモデル試料として機器分析と官能評価との相関性について検討を試みた。専門家による官能評価の結果に対して、各種機器分析によるデータとの相関性を解析したところ、紫外可視近赤外分光光度計を用いた測定された茶浸出液の水色に係る色彩値と水色に係る官能評価との間に相関性が確認された。また、高速液体クロマトグラフを用いた成分分析のデータに基づいて主成分分析を行ったところ、カテキン類・カフェインの含量または有機酸の含量と滋味に係る官能評価との間に相関性が認められ、機器分析を用いた客観的な評価技術を確立するための知見を得ることができた。
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すべて 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件)