研究成果の概要 |
カゼイン食と比較し米糠タンパク質食を10日間摂取したラットでは, 血清コレステロール濃度が低下し, 糞中へのステロイド排泄量が増加した。 In vitro試験において, カゼインと比較し米糠タンパク質は,タウロコール酸に強力に結合し,コレステロールミセル溶解性を低下させた。 コール酸を結合したクロマトグラフィーカラムを用いて, 米糠タンパク質から胆汁酸結合タンパク質を溶出し, その胆汁酸結合タンパク質の一つをMALDI-TOF/MS解析によりhypothetical protein OsJ_13801 (NCBI accession no. EAZ29742)であると同定した。
|