研究課題
若手研究(B)
近年、健康志向や補完代替医療へ関心の高まりと共に天然物由来の健康食品や生薬原料の需要が高まっている。甘草は、漢方処方薬の70%にも含有する有用な生薬である。GCは、甘草の主要活性成分であり、体内では腸内細菌によりGAへと変換される。本研究成果は前報と合わせてGCやそのアグリコンGAが有する膜撹乱作用をLangmuir単分子膜手法により初めて視覚的に捉えた結果である。また、GC及びGAが脂質ラフトモデルの流動性を向上させたことから、漢方薬として甘草を用いた場合、他の二次代謝産物(有効成分)の細胞内取り込みを促進させるのではないかといった興味深い知見を得た。
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