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センセーション小説における転覆と女性主導のプロットの研究

研究課題

研究課題/領域番号 25770112
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関東北工業大学

研究代表者

鈴木 淳  東北工業大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (10552755)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードセンセーション小説 / プロット / 女性 / 願望 / ジェンダー / 階級
研究成果の概要

本研究では、Wilkie CollinsやMary Elizabeth Braddon、そしてThomas Hardyのテクストを分析することで、従来から指摘されてきたセンセーション小説テクストにおける「物語の秩序の転覆」の原因が、一見すると秩序を達成している男性の物語の中で、実際には自らの「願望」を達成している女性の物語プロットにあることを明らかにした。このテクストに存在する「女性の願望の成就」により、結果的に男性の物語の権威は崩されることになる。同様のことが、ジェンダーだけでなく階級においても起きている。

報告書

(4件)
  • 2015 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2014 実施状況報告書
  • 2013 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2015 2014 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 『カスターブリッジの町長』をセンセーション小説として読む―センセーション小説における女性主導のプロット―2014

    • 著者名/発表者名
      鈴木 淳
    • 雑誌名

      『ハーディ研究』(日本ハーディ協会会報)

      巻: No.40 ページ: 20-36

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 他者の願望のプロットとモノマニア的主人公―ブラッドンを通してハーディ小説のセンセーション小説的要素を考察する―2015

    • 著者名/発表者名
      鈴木淳
    • 学会等名
      日本ハーディ協会第58回大会
    • 発表場所
      戸板女子短期大学
    • 年月日
      2015-11-28
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] 女性の願望を語る男性の物語―センセーション小説における不安を抱えた男性主導のプロット―2015

    • 著者名/発表者名
      鈴木 淳
    • 学会等名
      日本英文学会第87回全国大会
    • 発表場所
      立正大学品川キャンパス
    • 年月日
      2015-05-24
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
  • [学会発表] 物語の始まりはどこか?―センセーション小説における女性主導のプロット―

    • 著者名/発表者名
      鈴木 淳
    • 学会等名
      日本ハーディ協会第56回大会
    • 発表場所
      茨城キリスト教大学
    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書

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公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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