研究課題/領域番号 |
25780404
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
濱家 由美子 東北大学, 大学病院, 助手 (80622422)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 早期介入 / 精神病 / At risk mental state / First episode psychosis / 感情表出 |
研究成果の概要 |
精神病早期段階の家族が持つ心理的特徴を解明するために、精神病発症リスク状態(ARMS)と初回エピソード精神病(FEP)の家族の批判的コメントと抑うつ症状、それらの関連要因を検討した。 家族の批判的コメントは比較的少ない一方、うつ病相当の抑うつ症状を持つ家族は3割程度おり、ARMSおよびFEPによる差異は認めなかった。FEPでは批判的コメントと家族の抑うつ症状、ならびに患者の精神症状との関連を認めれたが、ARMSでは認めなかった。 精神病早期段階の家族の批判的コメントと患者/家族自身の要因との相互作用は、精神病症状が悪化する過程の中で形成されると考えられ、病態に応じた介入支援が必要である。
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