研究課題
若手研究(B)
本研究では,心身において適応的な情動制御方略とされるマインドフルネスにおいて,基本的な技法を行っている際の脳活動並びに自律神経活動を測定することで,その神経生理学的メカニズムについて検討した。さらに,マインドフルネスの個人特性と脳構造との関連性を検討することで,長期的な介入が脳にもたらす影響を予測することを目的とした。実験の結果,マインドフルネスと前部島皮質という脳領域が深く関与することが確認され,心身において適応的な情動制御や自律神経活動を介したストレス低減効果をもたらすことが示唆された。
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PLoS One
巻: 10(6) 号: 6 ページ: e0128005-e0128005
10.1371/journal.pone.0128005
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