研究課題/領域番号 |
25810038
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
岩村 宗高 富山大学, 大学院理工学研究部(理学), 講師 (60372942)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 希土類錯体 / 円偏光発光 / キラルセンシング / 顕微分光 / アミノ酸 / アロステリック効果 / 分子認識 / キラリティ / 赤外発光 / キラルセンサー / 円二色性 / 発光プローブ |
研究成果の概要 |
ある種の希土類錯体は、通常ではアキラルな構造をもつが、キラル分子との相互作用によりキラルな形に構造変形を示す。このとき希土類錯体が示す誘起円偏光発光を利用したキラルセンシングシステムについての研究を行った。 Eu(III)錯体のアミノ酸による誘起円偏光発光を検証したところ、配位子によってキラル検出対象が大きく変化することが明らかとなった。近赤外領域まで観測可能な円偏光発光分光装置を新たに開発し、様々な配位子ならびにいくつかの異なる中心金属を用いて誘起円偏光発光分光実験を行った。その結果、配位子のみならず、中心金属によってもキラルセンシング対象が変化することを見出した。
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