研究課題
若手研究(B)
π共役高分子は太陽電池や有機EL素子への利用が期待される材料である。このπ共役高分子を従来よりも低コストかつ低環境負荷な手法で合成可能にすることを研究の目的とした。合成工程における化学修飾の回数を削減する合成経路を開拓することで、コストや廃棄物の低減が可能になった。さらに従来の方法では、高分子合成の際に金属やハロゲンを含む副生成物が生じるが、本研究で見出した重合反応ではH20しか副生しない。この特長は、環境負荷の低減に加えて得られる高分子の高純度化に寄与する。
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