研究課題/領域番号 |
25820163
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
中田 一紀 電気通信大学, 情報理工学(系)研究科, 研究員 (40404107)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 磁性体発振素子 / 注入同期 / 位相縮約 / 無線通信 / スピントロニクス |
研究成果の概要 |
本研究では,磁性体発振素子アレイの同期特性の向上による高出力化に向けて,位相縮約法による注入同期機構の数理的な最適化手法について探究した.まず,発振素子単体のダイナミクスを記述するLLGS方程式から位相応答関数を求め,対応する位相方程式を導出した.次に,得られた位相方程式から,注入同期の周波数引き込み範囲を最大化する入力波形とともに,注入同期の安定性を最適化する入力波形をそれぞれ求めた.また,磁性体発振素子アレイの相互同期機構の性能を向上させるために,パルス電流による離散的な相互作用を導入し,その効果を位相縮約理論の観点から最適化した.
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