研究課題/領域番号 |
25830027
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 東京大学 (2014) 独立行政法人理化学研究所 (2013) |
研究代表者 |
刀川 夏詩子 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任研究員 (70424182)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 父性行動 / 養育行動 / フェロモン / 鋤鼻器 / 攻撃行動 |
研究成果の概要 |
交尾未経験雄では仔から発せられるフェロモンによって、鋤鼻神経回路が活性化し、攻撃行動が誘発される。しかしながら、約300種類のフェロモン受容体のうち、仔フェロモンがどれを介して受容されるのかについては不明である。そこで我々は、神経活動依存的に発現が誘導されるEgr-1と約300個あるフェロモン受容体との二重in situハイブリダイゼーションを行うことにより、仔を提示した際に活性化された鋤鼻神経細胞に発現するフェロモン受容体の同定を行った。その結果、受容体候補としてV1R 2個とV2R 1個を同定した。このうちV1R発現鋤鼻神経細胞は仔由来の特異的な化学物質によって活性化されることが分かった。
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