研究課題
若手研究(B)
血管保護的に作用する色素上皮由来因子(PEDF)の機能的受容体として、ラミニン受容体を同定し、PEDFとラミニン受容体の結合、培養細胞におけるPEDFを介したラミニン受容体の作用について検討をおこなった結果、PEDFによる 血管保護作用(VEGF、MCP-1、ICAM-1、PAI-1遺伝子発現の抑制)は、ラミニン受容体との結合を介していることが示された。そこで、 ヒトラミニン受容体遺伝子で改変したマウス(LR-Tgマウス)を作製し、動脈硬化症を発症させることで動脈硬化症の発症・進展機構の解明を試みた。