研究課題/領域番号 |
25840051
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 帝京大学 (2014) 名古屋市立大学 (2013) |
研究代表者 |
田所 哲 帝京大学, 薬学部, 講師 (20389109)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 人工細胞 / 開口放出 / リポソーム / エキソサイトーシス / エンドサイトーシス |
研究成果の概要 |
私たちは、巨大リポソーム内に微小リポソームを含有させ、GUV内にCa2+を流入させることで、微小リポソーム内の物質を外部に分泌できる人工エキソサイトーシス系を構築した。本研究では、構築した人工系を用いて、巨大リポソーム内外の浸透圧差や、リポソームの脂質組成がエキソサイトーシス活性に及ぼす影響を明らかにした。またアミロイドβに対して特異的な人工エキソサイトーシス系の開発に向けて、アミロイドβ刺激によって巨大リポソーム内部にCa2+流入が引き起こされることを確認した。これらの研究成果は、アミロイドβを認識して、これに対してアミロイドβの分解酵素を分泌・分解する系の開発に繋がるものと考えられる。
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