研究課題/領域番号 |
25840065
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細胞生物学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
千葉 秀平 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教(常勤) (60572493)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 一次繊毛 / 細胞周期 / NDR / Rabin8 / Hippo / 基底小体 / 繊毛症 / Rab8 / Distal Appendages / 増殖と分化 / 膜輸送 / Hippo経路 / 中心体サイクル / 繊毛鞘 |
研究成果の概要 |
主要な増殖抑制経路Hippo経路の下流因子であるNuclear Dbf2-related kinase2 (NDR2)に着目し、生理基質として低分子量Gタンパク質Rab8の活性化因子Rabin8を同定した。NDR2はRabin8のリン酸化により、その結合特異性を膜小胞を構成する脂質であるホスファチジルセリンからSec15にスイッチすることを見出し、これにより繊毛鞘の形成を担う被覆小胞の中心体への繋留に関わることを明らかにした。さらに、NDR2の下流シグナルの探索にも積極的に着手し、新たなNDR2下流因子の同定により一次繊毛形成に関わる一連のシグナル伝達機構を明らかにしている。
|