研究課題/領域番号 |
25840085
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
榎本 孝幸 東京工業大学, バイオ研究基盤支援総合センター, 東工大特別研究員 (70635680)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 細胞分化 / 転写因子 / 嗅覚 / 遺伝子発現制御 / 細胞運命決定 / マウス遺伝学 / 感覚神経 / 神経接続 / エピジェネティクス / 細胞運命決定制御 / 嗅覚システム / 神経軸索投射 / 細胞核内構造 / 発言制御 / 嗅覚神経 / 軸索投射 / 嗅覚受容体 / 発現制御 |
研究成果の概要 |
食物や危険物等に由来する匂い分子は鼻腔内に存在する嗅神経細胞によって検出される。嗅神経細胞は外環境からの膨大な種類の匂い分子に対応するために多様な個性を持つ細胞集団として産生されるが、その産生制御メカニズムはよく解っていない。本研究によって、転写因子をコードする“Bcl11b遺伝子”が嗅神経細胞の産生制御メカニズムの一端を司ることが明らかとなった。モデル生物としてマウスを用いてBcl11bの機能を調べた結果、Bcl11bが大きく2種類に分かれる嗅神経細胞の片方の細胞集団にのみ発現し、どちらの細胞に分化するのか方向性を制御することによって、嗅神経細胞の産生に寄与していることを解明した。
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