研究課題
若手研究(B)
サケ科魚類に感染して基底細胞癌と肝炎を引き起こすOncorhunchus masou virus (OMV; Salmonid herpesvirus 2) を対象に,宿主への腫瘍誘発機構を解明することを目的に包括的高感度遺伝子発現解析を展開するとともに,OMV感染による病態生理学的解析を行った。腫瘍組織におけるウイルス遺伝子の局在解析の結果,ウイルスが組織の広範囲に分布することを認め,腫瘍組織で発現亢進が認められる腫瘍関連遺伝子を見出した。加えて,OMV感染に起因する肝炎が血清化学成分値に影響を与えるとともに,腎機能障害および鰓機能障害も起きることを明らかにした。
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