研究課題
若手研究(B)
トマト果実について、ニードル式の溶存酸素センサを用いて、周囲酸素濃度急減が内部酸素濃度に及ぼす影響を部位別に調査した。また、嫌気呼吸関連の遺伝子の発現についても同様に検討を行った。その結果、トマト果実は外側において低酸素状態であるため嫌気呼吸関連遺伝子の発現量が高いこと、酸素急減後は10-20分後で内部酸素濃度が0%になること、1時間経過後には果実内部において各種嫌気呼吸関連の遺伝子が発現することが明らかとなった。これらの結果より、本手法は外部ガス環境変動から代謝変動を予測するために有用であることが示唆された。
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