研究課題
若手研究(B)
栄養環境の応答に関わるシグナル伝達が、飢餓時ならびに飽血時のマダニの生存を制御する最も重要な現象である点に着目し、栄養代謝に関わる分子の機能解明を試みた。(1)ヒストン脱アセチル化酵素Sir2をコードする遺伝子の相同遺伝子HlSIRT5およびHlSIRT7を単離同定することに成功した。(2)RNAiにより、オートファジー関連遺伝子はマダニの卵形成だけでなく胚発生時においても重要な役割を担うことが明らかになった。(3)AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)についてRNAiを実施した結果、吸血後に活性化される栄養シグナル伝達にはAMPKは関与しないことが判明した。
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