研究課題
若手研究(B)
本研究では,ウイルスが持つ普遍的な分子パターンにより誘導される,新規免疫機構の解明を目指した.その結果,コモウイルスにコードされるヘリカーゼ(Hel)タンパク質のアミノ末端領域に,新たな免疫誘導領域を見出した.当該領域には,ウイルスの複製に関わる両親媒性ヘリックスが予測され,両親媒性ヘリックスが免疫誘導に重要であることが示唆された.また,当該領域による免疫誘導活性は,ウイルス複製において両親媒性ヘリックスが担う宿主細胞膜の変性活性と相関することを明らかにした.
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)
Molecular Plant-Microbe Interactions
巻: 28 号: 6 ページ: 675-88
10.1094/mpmi-01-15-0004-r
Archives of Virology
巻: 159 号: 11 ページ: 3161-3165
10.1007/s00705-014-2175-3
Plant Cell
巻: 26 号: 5 ページ: 2168-2183
10.1105/tpc.113.120535
Journal of General Plant Pathology
巻: 80 号: 2 ページ: 176-183
10.1007/s10327-014-0504-8
Journal of General Virology
巻: 94 号: 3 ページ: 682-686
10.1099/vir.0.047860-0
Journal of General Plnat Pathology
巻: (印刷中) 号: 3 ページ: 214-216
10.1007/s10327-013-0444-8
巻: (印刷中) 号: 7 ページ: 1579-1582
10.1007/s00705-013-1635-5