研究課題/領域番号 |
25860030
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 京都薬科大学 |
研究代表者 |
濱 進 京都薬科大学, 薬学部, 講師 (60438041)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 腫瘍微小環境 / DDS / がん微小環境 / ナノDDS / 低pH / ドラッグデリバリー / 薬物放出 |
研究成果の概要 |
リポソーム型ドラッグデリバリーシステム(DDS)用いて、効果的な癌治療を達成するためには、リポソームが腫瘍に送達された後に、リポソームから効率的に薬物が放出される必要がある。そこで、本研究では腫瘍低pHに応答して物性が変化するペプチドをリポソームに搭載することで、腫瘍特異的な薬物放出を可能とするDDSを開発した。すなわち、腫瘍内の微弱低pH環境応答性の膜不安定化ペプチドSAMPを設計し、リポソーム膜内にSAMPを組み込んだナノ粒子(SAMP-lipo)を構築した。SAMP-lipoは、腫瘍内の微弱低pH環境に応答して、低分子薬物を選択的に放出可能な薬物運搬ナノ粒子であることが示唆された。
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