研究課題
若手研究(B)
本研究では、抗酸菌に特徴的に見られるミコール酸(MA)とミコール酸転移酵素であるAg85Bの有する免疫活性化能を機軸に、自然状態にも存在するAg85B-MA融合分子を擬似的に再現し、両分子の特性を最大限に引き出した新規結核ワクチンの開発に挑戦した。その結果、酵素(Ag85B)と基質(ミコール酸)という自然状態でも存在する抗原とアジュバントの組合せにより、他の一般的な抗原(OVA)と比較してより高いワクチン効果が得られる可能性が示唆された。
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