研究課題
若手研究(B)
本申請研究課題の目的は、末梢 CD4 T 細胞の運命決定機構における転写抑制因子 Bach2 の役割を明らかにすることである。Bach2 は転写調節因子 Batf と会合し、 Th2 サイトカイン遺伝子座のIL-4 エンハンサー、locus control region の AP-1 結合領域に結合し、IL-4 の産生を抑制することで、Th2 型免疫反応を制御していることがわかった。また、Bach2 は老化 CD4 T 細胞におけるSASP (炎症性サイトカインを含む分泌性炎症因子を高発現する細胞形質) を抑制していることも明らかになった。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
Immunology
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http://www.jst.go.jp/pr/announce/20140402-2/