研究課題/領域番号 |
25860462
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
鹿嶋 小緒里 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 助教 (30581699)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 大気汚染 / 黄砂 / 循環器系疾患 / 呼吸器系疾患 / 救急搬送 / 死亡 / 健康影響 / 環境保健 |
研究成果の概要 |
本研究では黄砂の健康への評価を東アジア地域において実施した。その中で①黄砂の効果修飾的影響に関する評価(日本国内)と、②黄砂の直接的影響評価(韓国と日本)を実施した。 その結果、黄砂は65歳以上の全疾患、循環器系疾患、呼吸器系疾患の罹患に影響をもたらし、地表大気汚染の健康への影響を効果修飾することが示唆された。また、黄砂は死亡への影響が確認され、それらは東アジアの都市によってインパクトが異なり、黄砂発生源に相対的に近い地域でそのリスクの増加が確認された。 これら知見をアジア地域で共有し、黄砂の通過都市における大気汚染物質レベルの問題提起などの今後の取り組みへ、これら知見を活用していきたいと考える。
|