研究課題
若手研究(B)
本研究では,我々が以前に報告した腸管由来エンドトキシン(ET)に対する肝臓での過剰応答により誘導される炎症性サイトカインが肝内炎症を惹起するだけでなく,肝細胞の脂質排泄のkey factorであるmicrosomal triglyceride transfer protein (MTTP)を抑制することで肝内に遊離脂肪酸(FFA)の蓄積を来し,肝障害及び肝線維化を進展させるという機序を解明している.炎症性サイトカインが肝細胞においてMTTPを抑制することをin vivo・in vitroで証明し,また肝細胞特異的にMTTPを抑制することで肝内FFA蓄積及び肝障害増悪を証明している.
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 2件)
PLoS One
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