研究課題
若手研究(B)
関節破壊を特徴とする関節リウマチ(RA)、変形性関節症(OA)では、既存治療に抵抗性で関節破壊が進行する患者が多く存在するが、破壊された関節を修復する治療法は確立されていない。本研究では、関節再生には骨・軟骨への分化能を有する間葉系幹細胞(MSC)が有用と考え、MSCをポリ乳酸-グリコール酸電界紡糸ナノファイバーへ播種し(NF-MSC)、NF-MSCがラット関節炎を抑制すること、NFがMSCのサイトカイン産生能、他分化能を促進することを見出した。NFはRA、OA患者由来MSCに対しても同様の効果を発揮し、これら結果より、患者自己由来NF-MSCによる関節炎治療、関節再生治療の可能性が示された。
すべて 2016 2014 2013
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)
PLOS ONE
巻: in press 号: 4 ページ: e0153231-e0153231
10.1371/journal.pone.0153231
PLOSONE
巻: - 号: 12 ページ: e114621-e114621
10.1371/journal.pone.0114621
Inflammation and Regeneration
巻: 34 ページ: 103-108
130004482325