研究課題
若手研究(B)
小児アレルギー疾患におけるIL-33R/ST2の機能解析を行った。各疾患検体や細胞実験においてアレルギー性炎症においてST2上昇が確認でき、特に小児アレルギー疾患の中でも、免疫担当細胞が耐性獲得を示す過程でST2発現が定量的に変化することを証明した。また消化管における粘膜免疫応答においても、分泌型IgA抗体を中心に抗原を認識する過程で、アレルギー疾患では細胞障害を呈し、IL-33の増加は乏しいもののST2の発現が増加しており、特殊な経路で免疫応答に関与していた。粘膜免疫における炎症にはST2は複雑な形で関与している可能性がある。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 5件、 招待講演 3件)
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