研究課題/領域番号 |
25860958
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
|
研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
酒井 貴史 大分大学, 医学部, 助教 (20624290)
|
研究協力者 |
波多野 豊
藤原 作平
広瀬 晴奈
張 偉
Jeong Se Kyoo
Elias Peter M.
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | アトピー性皮膚炎 / 角層pH / フィラグリン / Flaky-tailマウス |
研究成果の概要 |
研究代表者らは、アトピー性皮膚炎(AD)の病態における角層pH恒常性機能の意義について研究を行った。その結果、AD様皮膚炎を自然発症するflaky tailマウスには、角層pH恒常性機能の障害があり、そのことがAD様皮膚炎の発症、増悪に関与していることを見出した。さらにマウスのADモデルにおける皮膚炎に対して、PAR2阻害剤に角層pH酸性化を併用することによって、治療効果がより高まることを報告した。これらの研究成果は、ADの病態における角層pH恒常性機能および角層pH弱酸性維持の重要性を示唆するものと考えられた。
|