研究課題
若手研究(B)
新規選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)による新しい子宮筋腫治療の開発を目的として研究を遂行してきた。ラット子宮筋腫細胞株でMTS assayを用いた新規SERM(SS1020、SS5020)の細胞増殖抑制効果を検討した結果、SS5020のみで抑制効果が確認された。よって、SS5020のみを用いてin vivoの検討を行った。免疫不全マウスであるNOGマウスを用いてヒト子宮筋腫モデルマウスを作成し、SS5020を8週間経口投与し、1週毎に移植片のサイズを測定した。結果、SS5020は子宮筋腫に対し抑制効果がみられるものの、その効果はそれほど強いものではない可能性が示唆された。
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