研究課題
若手研究(B)
①マウスの大脳聴覚野機能を研究した。M字迷路による行動実験では、野生型マウスはペアリング学習した図形を音のキュー提示のみで選択可能であった。マウスが音・図形連想記憶を獲得可能であることを行動実験によって証明した。さらにフラビン蛋白蛍光イメージング法を用いて音・図形連想記憶を獲得したマウスに学習に用いた音のみを聞かせると聴覚野背側領域が活動することを見出した。②健聴者を対象に、ヘッドフォン及びスピーカーからの雑音で疑似耳鳴をマスキングする効果の違いについて検討した。その結果、耳から遠方に音源定位するスピーカーからの雑音の方が、有意に小さい音圧で疑似耳鳴を抑制することが確認出来た。
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Front Neural Circuits
巻: 11 ページ: 14-14
10.3389/fncir.2017.00014