研究課題/領域番号 |
25861603
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
今井 隆之 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん先進治療開発研究部, 特任研究員 (80408583)
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連携研究者 |
松浦 一登 地方独立法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん先進治療開発研究部, 特任研究員 (70271947)
田中 伸幸 地方独立法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん先進治療開発研究部, 部長 (60280872)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 癌 / 頭頸部扁平上皮癌 / 癌幹細胞 / 頭頸部癌 / CD271 |
研究成果の概要 |
頭頸部癌幹細胞マーカー候補CD271に焦点を当て、頭頸部がん幹細胞の細胞生物学的特徴の解析を行った。第一に免疫不全マウスを用いた頭頸部癌細胞の異種移植系の構築に成功した。次いでCD271+細胞の癌幹細胞としての性質を調べたところ、高い造腫瘍能を示した。増殖した腫瘍ではCD271+細胞からCD271-が生じておりヘテロ分化能を有していた。腫瘍スフェアではCD271+分画の割合が増加しており、幹細胞性と一致すると考えられた。CD271+細胞はCDDPに対して抵抗性を示した。さらにCD271発現と患者予後は相関していた。以上の結果からCD271は新たな頭頸部癌幹細胞マーカーであることが判明した。
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