研究課題/領域番号 |
25861970
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
三次 翔 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (00636920)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 顎関節 / アクチビン / 軟骨細胞 / ヒアルロン酸 / 軟骨 / 顎関節症 / 変形性顎関節症 / 前軟骨細胞 / 滑膜細胞 / サイトカイン |
研究成果の概要 |
マウス頭蓋骨膜由来の未分化細胞にアクチビンを添加した場合、軟骨分化マーカーの発現低下を認めた。同様にアクチビンはマウス前軟骨細胞の軟骨分化を抑制するが、高分子量ヒアルロン酸を添加した場合、その抑制作用が増強された。アクチビンは軟骨細胞分化を負に制御し、肥大軟骨細胞への過剰な分化亢進を抑え、顎関節の恒常性維持に関与することが示唆された。その際、高分子量ヒアルロン酸はアクチビンに相乗的に作用した。 一方、滑膜様細胞に慢性炎症性サイトカインIL-17を添加したところ、MMP3とADAMTS4の遺伝子発現レベルが上昇した。今後はアクチビンと炎症性サイトカインネットワークの関与について検討予定である。
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