研究課題/領域番号 |
25862042
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
柏村 晴子 福岡歯科大学, 歯学部, 助教 (20425268)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ナノシール / 酸蝕歯 |
研究成果の概要 |
歯の脱灰は、日常的に飲用されている清涼飲料水によっても起こりうる現象である。しかし、習慣化された飲用を制限することは、特に小児においては、困難である。ナノシール(日本歯科薬品株式会社)は、知覚過敏抑制材でありながら耐酸性能に優れており、簡便な操作で使用できるため、齲蝕予防への応用が期待されている。そこでナノシールの酸蝕歯に対する再石灰化効果ついて、臨床上抜歯が適切と診断された乳歯及び永久歯(臼歯)を用い検討した。結果、ナノシールを塗布した歯面はエナメル質表層下脱灰病変の再石灰化効果が促進されていた。以上より、ナノシールは、酸蝕歯治療の1つの手段として期待されることが示唆された。
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