研究課題
若手研究(B)
地球マントルの化学的構造を理解するため、太平洋域に産するかんらん岩-蛇紋岩のオスミウム同位体比ー強親鉄性元素濃度の系統的分析を実施した。その結果、地球の対流マントルは(1) 広い空間スケールでは攪拌効果により均質化されている、(2)細かいスケールでは原生代融解イベントに伴う同位体不均質性が保持されている、(3)太古代以前に形成された不均質性や金属核との反応を経験したマントルは少なくとも現世の上部マントルに保持されていない可能性が示された。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 3件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件)
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