研究課題/領域番号 |
25870639
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
応用健康科学
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研究機関 | お茶の水女子大学 (2014) 和歌山県立医科大学 (2013) |
研究代表者 |
グホ サビン お茶の水女子大学, 理学部, 学部教育研究協力員 (30453179)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 高血圧 / 循環調節 / 孤束核 / アストロサイト / サイトカイン / ケモカイン / 炎症 / 神経栄養因子 / 循環調節中枢 |
研究成果の概要 |
高齢者の半数以上が原因不明の本態性高血圧症に罹患している。このうち交感神経活動の賦活化に起因する症例は神経性高血圧症と呼ばれている。その動物モデルであるSHRでは、主要な血圧調節中枢である延髄孤束核の異常が高血圧の発症に関与しており、特に炎症性因子など神経機能を調節する分子の異常発現が近年数多く報告されている。したがって、神経性高血圧の発症には神経細胞だけに焦点をあてるのではなく、神経機能を調節するアストロサイトを含む支持細胞の特徴を理解することが重要である。本研究によってアストロサイトの先天的な遺伝子発現異常も神経性高血圧の発症に寄与している可能性が示された。
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