白金族金属の新規分離・回収法の開発

• 研究課題/領域番号: 25870686
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 金属・資源生産工学; 化工物性・移動操作・単位操作
• 研究機関: 千葉工業大学
• 研究代表者: 永井 崇 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (40533633)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: リサイクル / 白金族金属 / 自動車触媒 / ペロブスカイト / ペロブスカイト型酸化物

研究成果の概要

自動車排ガス浄化触媒からの白金族金属の新しいリサイクル方法を開発するため、様々なペロブスカイト型酸化物の白金族金属酸化物の吸蔵特性について調査した。自動車排ガス触媒に含まれる白金、パラジウム、ロジウムの3種類の白金族金属それぞれについて、適切な複数のペロブスカイト型酸化物を適切に選択することで、自動車排ガス浄化触媒から白金族金属を回収すると同時に元素ごとに単体分離可能な画期的なリサイクル方法を提案した。

研究成果

• [学会発表] PbO-白金族金属酸化物間の複合酸化物の作製とその酸への溶解挙動 (2016)
  • 著者名/発表者名: 永井崇
  • 学会等名: 資源・素材学会平成28年度春季大会
  • 発表場所: 東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)
  • 年月日: 2016-03-28
• [学会発表] ペロブスカイト型酸化物を利用した白金族金属のリサイクル (2015)
  • 著者名/発表者名: 永井崇
  • 学会等名: 平成27年度資源・素材学会関係学協会合同秋季大会
  • 発表場所: 愛媛大学城北キャンパス(愛媛県松山市)
  • 年月日: 2015-09-08
• [学会発表] Recovery of Platinum Group Metals from Wasted Automobile Catalyst Using Perovskite-type Oxide (2015)
  • 著者名/発表者名: H. Kumakura, K. Nagai, S. Yanai and T. Nagai
  • 学会等名: 8th European Metallurgical Conference
  • 発表場所: デュッセルドルフ(ドイツ)
  • 年月日: 2015-06-14
  • 国際学会
• [学会発表] Recovery of Platinum Group Metals from Wasted Automobile Catalyst Using Perovskite-type Oxide (2015)
  • 著者名/発表者名: K. Nagai, H. Kumakura, S. Yanai and T. Nagai
  • 学会等名: 2015 TMS Annual Meeting & Exhibition
  • 発表場所: Orlando.FL.USA
  • 年月日: 2015-03-15 – 2015-03-19
• [学会発表] Platinum Group Metal Oxide Absorption Properties of Perovskite-type Oxide (2014)
  • 著者名/発表者名: T. Nagai, K. Nagumo, H. Ishii, and T. Wada
  • 学会等名: 2014 TMS Annual Meeting & Exhibition
  • 発表場所: San Diego, CA, USA
• [学会発表] ペロブスカイト型酸化物を利用した白金族金属のリサイクル (2013)
  • 著者名/発表者名: 永井 崇, 南雲 和真, 石井 寛之, 和田 卓也
  • 学会等名: 日本金属学会2013年秋季大会
  • 発表場所: 金沢大学（石川県）