研究課題
若手研究(B)
技術進歩の既存の指標を拡張し、技術進歩がヒックス中立的ではなく、特定の生産要素に偏向的な場合でも、正確に技術進歩を計測できる指標を開発した。さらに、この新たな指標は、Malmquist指数とHicks=Moorsteen指数の幾何平均になっていることを示し、この二つの指数の違いが、技術進歩が偏向的であることに起因していることを明らかにした。さらに、生産性データベースを作成して、世界の多くの国々の技術進歩を計測し、偏向的技術進歩を確認することができた。また、そのデータベースの一部を用いて、単位労働コストの要因分解を行い、賃金の効果をより正確に計測することができた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
Discussion Paper Series, Faculty of Economics, Ryukoku University
巻: 15-2 ページ: 1-18
Journal of Productivity Analysis
巻: 42 ページ: 987-304
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