研究課題/領域番号 |
25870929
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
中国文学
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
菅原 慶乃 関西大学, 文学部, 教授 (30411490)
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研究期間 (年度) |
2013-02-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 幻灯 / 上海YMCA / 観劇文化 / 映画観賞 / 映画館 / 映画統制 / 説明書 / ナショナリズム / 映画説明 / 上海YMCA / 国民形成 / 観賞マナー / 大衆エリート / 識字率 / 映画観客 / 非商業上映 / ヘテロトピア / 何挺然 / 外国籍映画会社 / 江蘇省教育会 / 視覚メディア教育 / 上海Y.M.C.A. / 映画伝来 / 茶園 / 外国籍会社 / 危険大歓迎 / 映画検閲 |
研究成果の概要 |
本研究は、上海への伝来後しばらくの間通俗的な娯楽であるとされていた映画が、1930年代には教育・政治宣伝の工具として注目されるに至った過程を対象とした。具体的には、映画伝来以降概ね40年の間に、映画上映環境と映画観賞習慣がどのように変遷したかについて着目し、上海YMCAなどによる非商業上映の影響、映画と隣接文芸ジャンルの交渉、映画産業と社会思潮との連動の3点が重要な役割を果たしたことを明らかにした。
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