研究課題
若手研究(B)
狂犬病ウイルスを用いた単シナプストレース法を用いて、大脳新皮質神経細胞にシナプス入力する細胞の分布を解析した。狂犬病ウイルスは毒性の違いによる実験株が多く存在するが、それぞれの実験株に由来する糖タンパク質を用いて単シナプストレースを実施した結果、糖タンパク質によってトレースされる細胞が異なることが明らかになった。特に、動物個体に毒性の低いウイルスは神経細胞だけでなくグリア細胞にも感染することが明らかになった。このことから、グリア細胞への感染がウイルスの毒性を低下させることが示唆された。
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The Journal of Biological Chemistry
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Frontiers in Neuroanatomy
巻: 7 ページ: 47-47
10.3389/fnana.2013.00047