研究課題/領域番号 |
25871127
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
光工学・光量子科学
|
研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
熊本 康昭 独立行政法人理化学研究所, 光量子工学研究領域, 特別研究員 (30611727)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 深紫外共鳴ラマン散乱 / 深紫外ラマン顕微鏡 / 細胞内核酸分子 / 紫外光劣化の抑制 / 希土類イオン / 不活性ガス / 液体窒素冷却 / 表面増強ラマン散乱 / 細胞内核酸分布 / 深紫外光照射劣化の抑制 / 深紫外ラマン散乱顕微鏡 / 共鳴ラマン散乱 / 酸化抑制 / 光イオン化抑制 / 波面整形 / 偏光ラマン散乱 / 溶媒効果 |
研究成果の概要 |
核酸分子の深紫外光劣化を抑制する方法と、核酸分子の深紫外ラマン散乱を少ない光照射量で励起・検出する方法を開発した。希土類イオンと不活性ガスが核酸分子の深紫外光劣化を抑制することを見出した。液体窒素冷却が核酸分子の深紫外光劣化を抑制する可能性も示した。試料への光照射量を減らすためには、高検出効率の深紫外ラマン顕微鏡を開発した。さらに、インジウムによる深紫外ラマン散乱増強法も確立した。開発した顕微鏡と光劣化抑制法により、高信号対雑音比での細胞内核酸分布の観察を実現した。細胞内核酸を構造で識別して観察する方法も検討し、細胞内核酸を非染色で分布分析する新たな道を拓いた。
|