研究課題/領域番号 |
25871225
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
腫瘍生物学
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研究機関 | 静岡県立静岡がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
芹澤 昌邦 静岡県立静岡がんセンター(研究所), その他部局等, 主任研究員 (00569915)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 非小細胞肺癌 / EGFR-TKI / EGFR-TKI耐性 / 転移 / 細胞遊走 / TGF-βシグナル / 細胞遊走能 / TGF-β / PPARγ / CRKL |
研究成果の概要 |
本研究は、非小細胞肺癌におけるEGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)治療耐性化後の転移に関与する機序の解明を目的とする。EGFR-TKI耐性非小細胞肺癌細胞株 PC-9ERは、TGF-β2の発現上昇に伴うTGF-βシグナルの活性化により、細胞遊走能の亢進を示す。そこで、この「TGF-βシグナルの活性化」に関与する遺伝子異常の探索を行った。その結果、TGF-βシグナルとの関連性の報告があるCRKLの遺伝子増幅を見出した。また、PC-9ER細胞特異的な19個の変異を、13の細胞遊走関連遺伝子において検出した。本研究で検出した遺伝子異常と細胞遊走能との関連について今後さらなる検討を行う。
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