研究課題/領域番号 |
25884065
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
森 美智代 早稲田大学, 文学学術院, 助手 (00706658)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 美術史 / 石窟壁画 / 仏伝 / 誓願図 / 西域北道 / トカラ仏教 / ウイグル仏教 / 授記 |
研究成果の概要 |
本研究では、西域北道のクチャ・カラシャール・トルファン地域周辺の石窟に見られる誓願図とその関連作例に関するデータを収集し、主題内容、意味機能、年代の考察を行った。とりわけ、トルファン地域のウイグル時代仏教美術を代表する大画面誓願図の形式に注目し、そのプロトタイプと目されるクチャ地域の作例について重点的に検討した。その結果、大画面誓願図の形式は遅くとも7世紀までにクチャの中心柱窟の後廊において出現していたこと、初期には誓願図以外の主題と一連のものとしてあらわされ、「再生の記説」としての側面が重視されていたことを明らかにし、ウイグル時代に定型化されていく過程を跡づけた。
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