研究課題/領域番号 |
25887020
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
西田 祐介 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (80704288)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | エフィモフ効果 / マグノン / 電子スピン共鳴 / パイ中間子 / スーパーエフィモフ効果 / グラフェン / 離散的スケール不変性 |
研究成果の概要 |
系の微視的詳細に関わらず同じ物理現象が現れるとき、その現象を普遍的であるといい、その顕著な例のひとつがエフィモフ効果である。量子スピン系でもマグノンによるエフィモフ効果が実現され得るとの最近の提案を受けて、本研究では希薄なマグノン気体における電子スピン共鳴に関する研究を行った。また、格子QCDにおいて実現されるような重いパイ中間子の場合にも、パイ中間子によるエフィモフ効果が実現され得ることも示した。さらに、グラフェンにおいて実現され得るような、クーロンポテンシャル中のディラック粒子も、エフィモフ効果と同様に、低エネルギーにおいて離散的なスケール不変性を示すことを示した。
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