研究課題/領域番号 |
25889034
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
流体工学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
沖野 真也 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30711808)
|
研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 乱流遷移 / 定常進行波解 / 乱流パフ / 矩形ダクト |
研究成果の概要 |
位相空間における層流と乱流の境界上の不変集合はエッジ状態と呼ばれる。本研究では、正方形ダクト流れに対して、流れ方向の計算領域の大きさを変化させ、三種類の異なるエッジ状態を得た。短い計算領域の場合、エッジ状態は計算領域全体に広がった定常進行波解となった。計算領域を中程度に拡張すると、エッジ状態はカオス的な振舞いを示し、時折乱れが局在する様子が観察された。さらに流れ方向計算領域を広げることで、乱れが局在した定常進行波解がエッジ状態として得られた。ここで得られた局在解は層流状態に極めて近い特性を示し、振幅が非常に小さい乱れであっても乱流遷移の引き金になりうるという点で重要性をもっている。
|