研究課題/領域番号 |
26244035
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
弘末 雅士 立教大学, 文学部, 教授 (40208872)
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研究分担者 |
荷見 守義 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (00333708)
守川 知子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00431297)
石川 禎浩 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (10222978)
栗田 和明 立教大学, 文学部, 教授 (10257157)
唐澤 達之 高崎経済大学, 経済学部, 教授 (10295438)
中里 成章 東京大学, 東洋文化研究所, 名誉教授 (30114581)
佐々木 洋子 帯広畜産大学, 畜産学部, 准教授 (30332480)
荒野 泰典 立教大学, 名誉教授, 名誉教授 (50111571)
土田 映子 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (50313169)
貴堂 嘉之 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (70262095)
清水 和裕 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (70274404)
渡辺 佳成 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (80210962)
高橋 秀樹 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (80236306)
疇谷 憲洋 大分県立芸術文化短期大学, 国際文化学科, 教授 (80310944)
和田 郁子 岡山大学, 社会文化科学研究科, 特任助教 (80600717)
鈴木 英明 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (80626317)
上田 信 立教大学, 文学部, 教授 (90151802)
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研究協力者 |
柳澤 明 早稲田大学, 文学学術院, 教授
齋藤 久美子 日本中東学会, 会員
野上 建紀 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授
阿久根 晋 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 大学院生
武内 房司 学習院大学, 文学部, 教授
澤田 英夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
30,940千円 (直接経費: 23,800千円、間接経費: 7,140千円)
2017年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2016年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2015年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2014年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 港市 / 内陸社会 / 近代移行期 / ネットワーク / 世界観 / 仲介者 / 国民国家 / 東洋史 / 西洋史 / 経済史 / 日本史 / 民族学 / 海域世界 / 内陸後背地 / 河川ルート / 港市・後背地関係 / 内陸農業空間 / 交易 |
研究成果の概要 |
4年間の研究を通して、港市と内陸社会の関係を多元的に考察でき、国民国家を台頭させる多様なネットワークが検討できた。ともすれば近代以降、交通や通信の発展により、港市と内陸社会の関係は均質なものに変容したと考えられがちであるが、必ずしも一元的な関係に収斂しないことが明らかとなった。また港市は、近代においても外世界と内世界を仲介する重要な役割を担う一方で、国民国家の成立後、内陸部で国境を接する地域が、国家間を仲介する重要な拠点となるケースがあることも示された。いずれにせよ、港市と内陸社会あるいは内陸社会間や諸海域間を仲介する存在の重要性が、改めてクローズアップされた。
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