研究課題/領域番号 |
26281019
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
長島 佳菜 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, 技術研究員 (90426289)
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研究分担者 |
東 久美子 国立極地研究所, 研究教育系, 教授 (80202620)
西戸 裕嗣 岡山理科大学, 生物地球学部, 教授 (30140487)
原 由香里 九州大学, 応用力学研究所, 助教 (30462493)
鹿山 雅裕 神戸大学, 理学(系)研究科(研究院), 特別研究員(PD) (30634068)
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連携研究者 |
滝川 雅之 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 北極環境変動総合研究センター, ユニットリーダー (30360754)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
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キーワード | ダスト / 10年規模気候変動 / 高時間解像度 / 湖年縞堆積物 / 雪氷コア / 地球化学 / 気候変動 / 堆積物 |
研究成果の概要 |
水月湖の年縞堆積物とカナダで採取された雪氷コアを用いて、アジアダストの沈積量を過去100年間にわたって復元した。更に、全球エアロゾル気候モデルSPRINTERSを用いた数値実験結果との比較を行った。その結果(1)水月湖におけるダスト沈積フラックスは過去100年の間に徐々に減少する傾向を示す、(2)アリューシャン低気圧が弱く偏西風が高緯度側で強くなる1950年代~1970年代半ばにかけて、水月湖へのダスト輸送は減少しカナダへのダスト輸送は増加する、(3)水月湖に比べ、砂漠域から遠く高緯度に位置するカナダの方が春以外の季節のダスト輸送が卓越する、ことが明らかになった。
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