研究課題/領域番号 |
26282104
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岩田 知孝 京都大学, 防災研究所, 教授 (80211762)
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研究分担者 |
関口 春子 京都大学, 防災研究所, 准教授 (20357320)
松島 信一 京都大学, 防災研究所, 教授 (30393565)
浅野 公之 京都大学, 防災研究所, 准教授 (80452324)
鈴木 亘 国立研究開発法人防災科学技術研究所, 地震津波火山ネットワークセンター, 主任研究員 (90509366)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 強震動予測 / 2011年東北地方太平洋沖地震 / 長周期地震動 / 広帯域地震動 / プレート間巨大地震 / 震源断層モデル / 震源モデル / 震源過程 / 2016年熊本地震 / 2015年ネパール地震 |
研究成果の概要 |
プレート境界で発生する巨大地震による強震動の予測は,将来の地震ハザードを適切に評価するために必要不可欠である.この高精度化のため,これまで発生した,強震記録を用いたプレート境界地震の震源モデルの分析から,広帯域強震動予測のための震源モデル構築を行った.加えて,2011年東北地方太平洋沖地震など,大規模地震の周波数別の震源特性を分析し,モデル構築の参考とした.大地震時に大規模堆積盆地等で観測される長周期地震動特性について,東北地方太平洋沖地震時の大阪平野を対象として分析を行い,モデルシミュレーションにより地震動再現を実施した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プレート境界で発生する巨大地震による強震動の予測は,地震ハザードを適切に評価するために必要不可欠なため,その予測手法は,その時点までに得られた,発生した地震の知見,に基づいて更新されて行く必要がある.本研究で得られた広帯域強震動予測を目指した震源断層モデル構築手法は,そういった知見に基づいて構築され,実データに基づいたモデルであると言える.このモデル構築手法が適用されて地震ハザード予測の高度化に資するとともに,最新の知見を踏まえて更新されていくことが重要である.
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