研究課題/領域番号 |
26282155
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
三谷 章 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50200043)
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研究分担者 |
松林 潤 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00452269)
中井 隆介 中部大学, 公私立大学の部局等, 助教 (10576234)
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研究協力者 |
南 千尋
清水 朋子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | リハビリテーション / 神経科学 / 社会性 / 内側前頭前皮質 / 共感性 |
研究成果の概要 |
社会性の低下は、さまざまな精神疾患において主要な症候であるが、その神経機構は未明のままである。本研究では、社会性に深く関わっている内側前頭前皮質の前辺縁皮質(PL)と下辺縁皮質(IL)の働きについて、ラットの社会行動中において検索した。PLは接近行動や接触行動、特に攻撃行動をするときに活動増加した。一方、ILは離れていく時、特に他者が自身から離れていくときに活動増加した。また、隔離飼育によって社会性の低下したラットでは、上述のPLの活動増加は観察されるが、ILの活動増加は観察されなかった。このようなPLとILの活動バランスの変化が社会性低下の一要因となっている可能性が考えられた。
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